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プジョー5008(初代)が欲しい!! PEUGEOT 5008

EDITOR中島秀之
PHOTOGRAPHER奥村純一
協力: プジョー美女木

プジョー5008が欲しい!!

プジョー5008は2009年秋に発表され、その年のうちに欧州市場で発売されている。ベースとなったのは初代シトロエンC4ピカソ&グランドピカソ(日本名ピカソ)で、サイズ的には両者の中間に近い。

日本ではこの当時初代C4ピカソが人気を集めていたため、同じグループでの競合を避けるためか、5008は当初輸入されなかった。だが2012年でピカソの輸入が終了し、次期モデル導入までの需要を満たすために、2013年2月に販売が開始された。

日本には、初代後期型ピカソ同様、BMWと共同開発された1.6リッター直4直噴ターボ、156psエンジンを搭載したモデルのみを導入。ピカソとは異なり、A/Tはアイシン製のトルコン6速が搭載されており、よりスムーズなドライビングが可能となっていた。またサスペンション形式もピカソと同様だが、ピカソに用意されていたリア・エアサスペンションは備わらない。

グレードはベーシックなプレミアムと豪華なシエロの2種で、違いはガラスルーフ、HIDライト、ルーフレール、ヘッドアップディスプレイ、17インチホイールなどで、シエロにはレザーパッケージとビデオパッケージ(後席モニター装備)も用意された。

2014年2月には早くもマイナーチェンジされた後期型が導入される。ただしヘッドライトとグリル&バンパー形状などが変更された以外は、細かな仕様変更にとどまった。

なお2016年をもって、初代5008の日本での販売は終了している。

EXTERIOR & ENGINE

サイズ感に優れた3列シート輸入ミニバン

ボディデザインは同時代に生産された初代3008や初代308SWなどとの近似性を感じさせる。
ヘッドライトは外がロー(シエロはHID)で内がハイビーム。スモールは線状のLEDで下はフォグ。
テールライトは上がウインカー(ホワイトレンズ)で下がブレーキ灯。視認性は非常に良さそうだ。
リアのスモールライトは7本の管状の部分が点灯する。バンパー部は反射鏡と、左がバック、右がバックフォグ。
156psを発揮する1.6リッター直4 DOHC直噴ターボ・エンジンを搭載。駆動はFF、日本仕様はアイシン製6速トルコンA/Tが組み合わされる。
プレミアムはシエロより1インチ小さい215/55R16のタイヤ(ミシュラン・プライマシーHP)を純正アルミホイールに履く。

INTERIOR & LUGGAGE

ドライバーズカーを主張するインテリア

308や3008(どちらも初代)と近いテイストでデザインされたインパネまわり。パーキングブレーキは自動制御を採用しているが、スイッチはA/Tセレクター後方一段下にある。
後期型のメーターは針が白になった。速度、回転、燃料、水温がアナログ表示され、中央にマルチディスプレイが備わる。
ウォークスルー機能を廃し、敢えて高いセンターコンソールを設けて、スポーティに演出している。
2列目シートの足元左右に、収納ボックスを設置。ただし靴をしまうにはやや小さい。
前席は座面こそ小さ目なものの、身体をきちんと支えてくれる形状で座り心地がいい。
2列目は小さ目のシートが横に3つ並ぶタイプだが、大人でもきちんと3人が座れる。
3列目はエマージェンシーまたは子供用といった印象。大人が座ると足元が狭い。
荷室は3列目シートを使用するとミニマムサイズ。
3列目を畳めばパーセルシェルフまでで823リッター、天井までで1247リッターを確保。
2列目も畳めば、最大2506リッターまで拡大可能だ。助手席背もたれを倒せば2.76mの長尺物も積める。

SPECIFICATION
PEUGEOT 5008 Premium
全長×全幅×全高:4530×1840×1645mm
ホイールベース:2725mm
車両重量:1570kg
エンジン形式:直列4気筒DOHC16バルブ+ターボ
総排気量:1598cc

最高出力:156ps/6000r.p.m.
最大トルク:24.5kg-m/1400-3500r.p.m.
サスペンション(F/R):ストラット/トーションビーム
ブレーキ(F/R):ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤ(F&R):215/55R16

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