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ロータス・エヴォーラが欲しい!! LOTUS EVORA

EDITOR中島秀之
PHOTOGRAPHER山本佳吾
協力: ロータス世田谷

ロータス・エヴォーラが欲しい!!

ロータス・エヴォーラは2008年7月のロンドンショーで、エリーゼ以来の完全新設計モデルとして発表された。車名は「進化した新時代のオーラを持つ」を意味している。

アルミ押し出し材を接着したバスタブシャシーの前後にサブフレームを接続し、前後ダブルウィッシュボーンのサスペンションを装着。ミッドに横置きされるエンジンは、トヨタ・エスティマなどに搭載されていた3.5リッターV6 DOHCで、独自のチューンにより最高出力は280ps。トヨタ製6速M/Tが組み合わされ、クロースレシオ仕様もオプションで用意された。

FRP製ボディは2+2が標準で、2シーターも用意。エリーゼよりホイールベースは275mmも長く、グランツーリスモ的要素が強かった。

日本では2009年6月に発売。2+2と2シーターそれぞれに、3つのセットオプションを設定。それらを全て備えた「ファースト・リミテッド・エディション」も限定発売された。

2011年6月に、3.5リッターV6にスーパーチャージャーを追加して350psまで出力を高め、各部を強化したエヴォーラSを国内で発売。また6速トルコンA/TをNAエンジンに装備したIPSも同時発売された。

2014年にNAエンジン車の販売を終了。IPSもS/C付になる。2015年11月にマイナーチェンジされ、406psとなったエヴォーラ400の国内販売を開始。2017年6月には416psの410も登場し、これからも特別仕様が誕生しそうだ

EXTERIOR & ENGINE

快適性も持ち合わせたグランドツアラー

エヴォーラのデザインは、ラッセル・カー率いるロータス・デザインチームの作。車幅は1850mmで日本でも扱いやすいサイズだ。

ヘッドライトはハイロー共用プロジェクターで、その隣にLEDのウインカーがあり、手前がやはりLEDのスモールライト。

テールライトはLEDを多用。外の丸がブレーキ&スモールとウインカーで、内側の丸がバック&バックフォグ(外周部分)。

ミッドに横置きされるトヨタ製3.5リッターV6エンジンは280ps。通常は樹脂製のカバーが装着され、見えない。

タイヤサイズは前後で異なる。前は225/40R18、後ろが255/35R19。ブレーキはAP製の4ポッドキャリパー。

排熱のため上部がメッシュになったリアデフューザーを装備。エグゾーストは中央2本出しタイプを備える。

INTERIOR & LUGGAGE

プラス2シートも選択可能で実用性を重視

インパネはエリーゼ系の簡素なものに比べると豪華だが、それでも極めてシンプルな雰囲気。ステアリングは下側がカットされた形状。

左が回転で右が速度計。その外にある液晶は、左が外気温、時計、速度、燃料で、右は水温と各ドアの警告灯。

現車はパイオニアのポップアップ式ナビを装備。センターコンソールには空調のスイッチが並ぶが、エアコンはマニュアル式。

現車は標準仕様だが、それでもフロントシートは革張りのレカロが備わる。プレミアムパックを選択すれば、ドア内張りや後席も本革張りとなった。

後席は意外に広く見えるが、頭上が狭く、大人だと首を曲げないと乗れない。短時間なら我慢できるだろうが、子供か荷物用と割り切った方が無難。

トランク容量は160リッターで申し訳程度だが、後席部分が荷室として使えるので、ゴルフバックは無理だろうが、2人分の旅行荷物なら十分収納できる。

SPECIFICATION
LOTUS EVORA 2+2(6M/T)
全長×全幅×全高:4370×1850×1230mm
ホイールベース:2575mm
車両重量:1390kg
エンジン型式:水冷V型6気筒DOHC 24バルブ

総排気量:3456cc
最高出力:280ps/6400r.p.m.
最大トルク:35.7kg-m/4660r.p.m.
サスペンション(F&R):ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(F&R):ベンチレーテッドディスク
タイヤ(F/R):225/40R18/255/35R19

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