BUYERS GUIDE

<バイヤーズガイド>
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TRIUMPH SPITFIRE

EDITOR中島秀之
PHOTOGRAPHER奥村純一
EDITOR&PHOTOGRAPHER崎山裕之(写真協力)
協力: ガレージ日英

トライアンフ・スピットファイア 国内販売の変遷

1962年 秋
前年レイランド社の傘下となったスタンダード・トライアンフ社が、スピットファイア4(Mk.I)を発売。1147cc直4 OHV 63ps。
*スピットファイア4

1963年
当時の代理店、ユナイテッド・ジャパン・モータースにより日本での販売を開始。

1965年
3月に本国でマイナーチェンジを実施しMK.IIとなる。出力が67psとなり、内装も変更。
*スピットファイアMk.II

1966年 秋
スピットファイアをベースに、2リッター直6OHV 95psエンジンと、ハッチバッククーペボディを持つ、GT6が本国で発売。
*GT6

1967年
排気量を1296ccに拡大し、出力を76psに高めた新エンジンを搭載。フロントバンパーを高い位置に変えたMk.IIIが本国で発売。
*スピットファイアMk.III

1968年
この頃から日本の代理店が1964年設立の阿部モータース(阿部商会)に移行。以後1977年に日本レイランドが誕生するまで代理店業務を継続。
5月にレイランドとBMCが合併し、ブリティッシュ・レイランドが設立される。
GT6が、104psエンジンと改良型リアサスペンション、スピットファイアMk.III同様の高いバンパーを備えたMK.IIに進化。
*GT6 Mk.II

1970年
テール部分のデザインをモダナイズし、リアサスペンションを改良。ミッションがフルシンクロ化されたMk.IVが本国で登場。北米仕様など排ガス対策車の出力は63psに低下。インパネも新デザインとなった。またGT6も新デザインのボディとなった。
*スピットファイアMk.IV
*GT6 Mk.III

1973年
対米輸出用のスピットファイアMk.IVに、排気ガス対策を施した1493cc/57psエンジンを搭載。暫く途絶えていた日本への輸入が、このモデルで再開される。
12月にGT6の生産を終了。

1974年
本国&欧州仕様にも1493ccエンジンが搭載されるが、こちらはSUツインで71ps。北米仕様にはウレタン製オーバーライダーを装着。グレード名は1500となる。
*スピットファイア1500

1979年
北米および日本仕様は、オーバーライダー一体型のウレタンバンパーを装着。

1980年
8月にスピットファイアの生産を終了。

VARIATION

SPITFIRE 4(Mk.I)
1962年に登場したMk.I(スピットファイア4)は、低い位置に備わるバンパーと格子の奥まったグリルが特徴。

SPITFIRE 4(Mk.I)
テールライトは小さく、リアバンパーは分割式。ライバル車とは一線を画すイタリア風デザインだ。

Mk.II
1965年にエンジン出力を67psにアップしたMk.IIが登場。外観ではフロントグリルが格子からホリゾンタルバーに変わっている。

Mk.III
1967年には1296cc/76psにまで拡大されたエンジンと、安全基準を満たすため高い位置に装着されたフロントバンパーを持つ、Mk.IIIが登場。

Mk.IV
1970年にはMk.IVが登場。テールライト周りのデザインをリアフェンダーごと変更。フロントバンパー周りやインパネの形状も変わっている。

1500(EARLY MODEL)
現在日本で最も売り物が多いのがこの1500前期型。エンジンは1493ccに拡大されたが、日本仕様は排ガス対策済のゼニス・ストロンバーグ・キャブ付で57ps。フロントバンパーの樹脂製オーバーライダーが、衝撃吸収型の大型になった。

1500(LATE MODEL)
1979年以降の最終モデルは前後に大きく無骨な一体型ウレタンバンパーを装着。重量もその分重かった。

GT6 Mk.I
スピットファイアに2リッター直6エンジンを搭載、スチール製クーペボディを与えたGT6。1966年に発売。

GT6 Mk.III
GT6もスピットファイア同様各部が次第にモダナイズされた。これは1970年に登場した最終型Mk.III。

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