
ビッグプジョーの真骨頂PEUGEOT 604 SL
1975年に登場した604は、41年振りに復活したプジョーのフラッグシップモデル。大きなボディにV6エンジンを搭載し、大統領の公用車としても用いられた。当時の時代背景もあって、セールスは成功しなかったものの、プジョーが本気で作り込んだサルーンは今もなお輝き続けていたのだった。
1975年に登場した604は、41年振りに復活したプジョーのフラッグシップモデル。大きなボディにV6エンジンを搭載し、大統領の公用車としても用いられた。当時の時代背景もあって、セールスは成功しなかったものの、プジョーが本気で作り込んだサルーンは今もなお輝き続けていたのだった。
フランス車を選ぶのは、ステイタス性や経済性ではなく「味わい志向派」が多い。なのでディープ方向に進むのも自然の成り行きといえる。日本へ正規導入されていないのであれば、現地仕様車を積極的にチョイスする人も増えてきているようだ。
高騰し続けているクラシックカー市場のなかで、シトロエン2CVと2代目フィアット500は、今も身近な存在でいる。フレンドリーなデザイン、ワクワクする走り、この2台は我々にとって永遠の定番なのだ。
シトロエンのフラッグシップモデルであったDSに、カロシエが手を加えた特別な仕様が存在した。それがアンリ・シャプロンだ。特別に設えられた内装、そしてその快適な乗り心地は唯一無二の存在だった。
クラシカルな雰囲気はそのままに、その時代に合わせたパワートレインを搭載するモーガンは、気兼ねなくヒストリックカーの気分が味わえる数少ないブランドだ。最近はニューモデルが投入されるなど、日本での人気も再燃している。
今から110年以上前の1906年に創立され、イタリアの中流階級に愛され、気品溢れる車両を作り続けてきたランチア。もちろんストラトスやデルタの活躍によるラリーのイメージも強い。ただ、ラリーで活躍した最初のマシンは、鼻先に狭角V4ユニットを搭載したこのフルヴィアからなのだ。
21世紀によみがえったアバルト124スパイダーに富士スピードウェイで試乗する機会が訪れた! FRスポーツとしてのポテンシャルはいかに? そしてアバルトならではの個性は?
1955年のパリ・サロンに登場するやいなや、その先進的なデザインとメカニズムで会場の話題を一気さらったDS。瞬く間にバックオーダーを抱えるほどの人気を博したという。半世紀を超えて、その伝説に今一度触れてみる。
英国のバックヤードビルダーの中では著名な存在であるジネッタ。そのジネッタのロードバージョンモデルがこのG40Rだ。果たしてそのパフォーマンスは、どれほどのものなのか?
2017年に再び日本上陸を果たし、発売が開始されたアルファロメオ・ジュリア。その起原を辿れば、多くの人が2ドアGTの"段付き"を思い浮かべることだろう。しかし今回は、4ドア・セダンのベルリーナに光を当ててその魅力に迫りたい。