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これから旅を共にしたい新車MERCEDES-BENZ GLC COUPE & MORE

旅するクルマなんて実はなんだっていい。ラゲッジスペースの大きさなんて、1泊や2泊の旅では言い訳にはならない。でもどうせなら、時間をかけることで理解が深まる、そんな1台と旅ができたら、これに優る幸せはないだろう。1000kmほどの道程で、メルセデス・ベンツGLCクーペの真価に触れてみた。

TEXT / 吉田拓生 & カー・マガジン編集部 PHOTO / 田中秀宣(GLC)

これから旅を共にしたい新車

10分試乗するだけで“もう充分”というクルマもいるが、ずっと乗っていたいお気に入りだってある。あともうひとつ、これはもう少し長く乗らないと理解できないヤツもいる。5ドアのSUVにしてクーペを名乗る、メルセデス・ベンツGLCクーペもそんな1台だった。

クルマの評価というのは、結局のところコンセプトを理解できなければ下せない。誰がどんなシチュエーションで乗ることを狙ったクルマなのか? GLCクーペほどのボディサイズを勘案すれば、大人4~5人がしっかり乗れるクルマはいくらでもある。クーペシルエットを持つSUVの元祖はBMWだし、そもそも家族で週末にキャンプをしようと思ったらラゲッジスペースはもっと大きな方がいい。近所の送迎や買い物グルマなら立体駐車場の制限以上の全高はデメリットでしかない。

圧倒的なプレミアム感と存在感にひと目惚れして指名買いするような人を除けば、GLCクーペは数日乗ってみないとわからないクルマに違いない。開口部の大きなラゲッジスペースにトランクを放り込んで旅に出ることにした。

今回連れ出した220dは2リッターのディーゼルターボだが、8速A/Tと相まってスピードの伸びは素晴らしい。そして200km走ったくらいでは燃料計の針がほとんど動かない。セダンより高いが本格4駆より低いドライビングポジションは乗り降りしやすく、広い視界を確保してくれる。ゆったりとしたコクピットや、メルセデスならではの硬めのシートと相まって長距離移動もすこぶる快適だ。

リアシートの広さはその名の通りCクラス的で、4~5名乗車で本当の長距離をこなすと少し辛い場面もあるだろう。そう考えるとGLCクーペはふたり旅ではその名の通りクーペで、近場を巡る場合にはひと昔前のセダン的ポジションにいるのかもしれない。

GLCクーペや都会的SUVであるGLCは、今後Cクラス・セダンやそのクーペに変わる主役として認識され主役に躍り出る。1000km以上の距離を共にした後、そんな予感が強くした。

ラゲッジスペースは床面が高いため容量はそれほどでもないが、開口部は広く荷物を出し入れする際に腰への負担も少ない。コクピットは一見タイトだが、開放感にあふれる。ディーゼルターボの伸びやかな加速も魅力的だ。

これから旅に出たい新車12選

ホンダS660
軽自動車代表:荷室スペースが極端に少ないS660は、助手席に荷物を積み込む完全ひとり旅用。オープンにすれば、まるでバイクのように軽快で開放感のある旅が待っている。これで全国を放浪してみたい。
ボルボV90クロスカントリー
ワゴン代表:長距離の乗り味などを総合的に考えて、間違いのない選択肢が、このV90クロスカントリー。ただしタイヤサイズは18インチにすること。20インチにすると、その乗り味が台なしになる。
フィアット500
コンパクトカー代表:ちょっとベタだが、ツインエアの“バタバタバタ”という音と共に旅に出るのは文句ナシに楽しそう。どうせなら500Cにして、周囲の空気を感じながら走りたい。どうせなら若いうちに……。
モーガン4/4
カー・マガジン的代表:これもベタと言えばベタだが、モーガンの後ろにカバンを括り付けて旅に出るのは、永遠のスタンダードだろう。しかもこの形を新車で買えるのも嬉しい。グレードはベーシックな4/4で。
ディーゼル代表:長距離旅の燃費を考えれば断然ディーゼル。もう少しサイズが大きいほうが……という方に、騙されたと思って乗って欲しいのがCX-3。東京から広島を無給油で到着できるという取材データもあり。
ポルシェ・パナメーラ・スポーツツーリスモ
スーパースポーツ代表:このクラスで長距離旅に出てみたいのはフェラーリGTC4ルッソとこのスポーツツーリスモ。決め手は4ドアであることの便利さ。釣り竿でもゴルフバッグでもなんでも積んでいきたい。
シトロエンC3
新車代表:この記事制作時にはまだ日本に導入が発表されていなかった新型シトロエンC3。選んだのは近々発表されそうな新車の中で、一番ワクワク感がありそうだから。旅……というか、早く試乗してみたい(注:原稿執筆時です)。
ジープ・ラングラー
ヘビーデューティー代表もしくはジープ代表:他に並ぶものがない、こちらも永遠のスタンダード。新車で買っても、傷つこうが何だろうが海から山まで気にせず乗りまわしたい。目指せラッドロッドスタイル。
日産e-NV200
電気自動車代表:充電ポイントさえクリアできれば、コストパフォーマンスの高い電気自動車旅。順当にいけば同じ日産のリーフだが(注:原稿執筆時です)、室内のゆったり感や荷室の大きさを考えてこちらを選択。車中泊してみたい。
トヨタ・サクシード
商用車代表:ただただ道具車として使うならこれ。個人的に社用車はトヨタにせよが持論で、数年経った後のヤレ方が違う気がする。写真はサクシードだが、もちろんプロボックスでもヨシ。4WDを選びたい。
プジョー3008
SUV代表:総合的に考えるとSUVが一番便利だ。ちょっとした河川敷なんかも降りていけるし。そこで最新のプジョー3008に注目してみた。ちなみに7人乗りの5008が本命か。
ロールス・ロイス・ドーン
優雅代表:新車で最も優雅なクルマと言えば、ロールス・ロイスのオープンバージョンだろう。ファントムのドロップヘッド・クーペよりドーンのほうが、よりパーソナルユースなのがいい。ボディ色も明るめを選びたい。

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