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これぞ小粋なフレンチコンパクト!シトロエンC3×3世代イッキ乗り!!

シトロエンC3は2017年に日本発売された現行型で3代目となり、グローバルでも日本国内でも販売好調だ。そこで2代目C3を愛車とするスーザン史子さんに、初代から最新型まで乗り比べ、C3のDNAを探ってもらった。

TEXT / スーザン史子 PHOTO / 山本佳吾
SPECIAL THANKS / 初代:AZオート横浜(http://az-a.jp/)/3代目:浅野敦美さん

これぞ小粋なフレンチコンパクト!

みなさん、こんにちは! 2代目C3オーナーのスーザン史子です。今回は新型から初代までさかのぼってリポートしていきますよ。

シトロエンといえば、2CVやDSなどに代表されるように、ユニークでアヴァンギャルドなクルマづくりが得意なメーカーです。なかでも、C3は2002年の初代誕生から全世界で350万台以上を売り上げたベストセラーモデル。2016年11月に登場した3代目は、発売から1年半で30万台を突破。日本の販売台数も歴代の記録を塗り替えるペースなんです。

CITROËN C3(3rd/2016~)

見てください、この個性的なルックスとカラーリングを! もう唯一無二の存在ですよね。先代と比べると、ボディはひとまわり大きくなり、デザインモチーフもこれまでの丸から、四角(!?)へと変更され、どっしりとしたSUV風のクルマになっています。

特徴は、C4カクタス譲りのエアバンプ。ちょっとやそっとの衝撃は吸収してくれるというスグレモノ。直線的なラインを多用したインテリアは、シンプルでありながらも、ディテールのこだわりはさすが。ドアハンドルには旅行鞄のストラップから着想を得たデザインを採用するなど、独創的なアイデアが詰まっています。こんなにオシャレなのに、実用的なつくりで、荷室も先代同様、300リッターを確保。日常使いでは十分すぎるほどなんですよ。

では、走りはというと、これがとっても軽快! 一言で表現するならば、“エア~感がスゴイ!”。車重は1160kgと、2代目と比べて30kg軽いだけなのに、発進時からふっと宙に浮く感覚でスイ~と水平移動するような、圧倒的な軽さを感じるんです。

初めて運転したのは2017年9月。パワートレーンは最高出力110ps/最大トルク20.9kg-mを発生する1.2リッター 3気筒ターボ×6A/T。街乗りがメインでしたが、トルクは先代よりも3割増しで、後ろからグイッと押してくれているように頼もしく、ステアリングがスイスイ切れるから、コーナリングが楽しくって。上質な走り、というよりはカジュアル路線ですが、しっかりとした安定感があるんですよね。

発進時や停車直前にはエンジンのゴロゴロ音とブルッという振動を感じたのですが、今回、納車直後のオーナー車に試乗させてもらったら、それがまったく感じられず、すごく良くなっていたんですよ! この間にこっそり改良したとしか思えません(笑)。

229万円~という、国産のハイブリッドコンパクトとほぼ変わらない価格の欧州車でありながら、このデザイン、走り、そして、たっぷりの収納を備えた使い勝手のいいパッケージは、なかなかのグッドバランスですよね。

クロスオーバー的な腰高感を錯覚させるデザインだが、実は全高は2代目より35mm低くなっている。全幅も20mm拡大しただけの1750mm。

角の丸いやわらかな四角という新型C3のモチーフは、ルーフの上にも配置されている。目にする機会が少ない部分でも、デザインに抜かりなし。

上の細目がデイライト、真ん中がヘッドライトで、下がフォグランプ。力強さと落ち着き感が不思議と融合したフロントフェイスのデザインだ。

C4カクタスに続いて採用されたサイドのエアバンプが大きな特徴。6つの空気入りカプセルからなる

テールランプは立体的なデザインで、その下は外側がリアフォグ、内側がウインカーとなっている。

タイヤサイズは205/55R16。ホイールはのびやかなデザインのアロイで、ブラック&クロームのツートーン。

1.2リッターの3気筒ターボエンジンは低回転域1500rpmで最大トルク20.9kg-mを発揮する仕様で、走り出しからパワフルだ。

水平基調のコクピットにも、ゆるやかな四角のモチーフがちりばめられていて、C4カクタスと共通するポップな空間となっている。

旅行鞄のストラップのようなドアハンドルは、乗り降りするたびに遊び感覚を刺激してくれる。ここにもエアバンプのような意匠。

メーターは左が速度計で右が回転計、上部に燃料計と水温系が配され、中央にデジタルの液晶パネルというレイアウトだ。

シートも直線基調のフラットなデザインだが、座面は適度に柔らかく快適な座り心地。

後部座席の足元や頭上も必要十分+αの余裕がある。

間口の広いラゲッジルームは300リッター、後席を倒せば最大922リッターまで拡大する。

コンパクトSUV版のC3エアクロスも好評発売中!

現行型C3のSUVバージョン「C3エアクロス」は2019年から日本でも販売開始。実質的に旧C3ピカソの後継という位置づけで、広く居心地のいい室内空間が売り。C3に続く量販モデルとなっている。

SPECIFICATION
CITROËN C3(3rd)SHINE
全長×全幅×全高:3995×1750×1495mm
ホイールベース:2535mm
トレッド(F&R):1480mm
車両重量:1160kg
エンジン:直列3気筒DOHCターボ

総排気量:1199cc
最高出力:110ps/5500r.p.m.
最大トルク:20.9 kg-m/1500r.p.m.
サスペンション(F/R):ストラット/トーションビーム
ブレーキ(F/R):Vディスク/ディスク
タイヤサイズ(F&R):205/55R16
価格:254万円

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