今回も懲りずに行ってきました!

開催地からヒトコト
ロンドンからマンチェスターまでヴァージンエクスプレスで快適な移動。宿に着いたら珍しく快晴! だけど、ラリー中はいつも通りのウェールズウェザー。誰や? 雨男は!


国内選手権とWRCの二本立て!
そろそろ桜の便りも聞こえてきそうな季節ですが、2019年ラリーGBのお話をひとつ。イギリスと言うと、雨、暗い、寒い、泥まみれ。こんなイメージをお持ちかと思いますが、まったくもってその通りです。写真を見て分かる通り、今回もしっかり降られてきました。ラリーの結果などは他のウェブサイトでも紹介しているので、ボクは違った方向からラリーGBを紹介します!
広く知られていることだけれど、このラリーは国内選手権も併催されています。ボクのページのファンならば、こちらの参加車両の方がきっと心に刺さるはず。だってボクがそうですから。まず上のカットのランドローバー・ウルフですが、こちらArmed Forces Rally Teamというチームからの参戦車両。読んで字のごとくイギリス軍のラリーチーム(!)で、なんと50年以上の歴史を持つとか。ディーゼルなので黒煙をモクモク吐きつつ、コースを爆走する姿はかなりの迫力でした。ちなみに、ウルフはイギリス軍の軍用車両の名称です。
他にも新旧エスコートやインプレッサ、プジョー205にシビックなどなど、ごちゃまぜな参加車種が見ていてとても面白く魅力的。今回はコリン・マクレーの父、ジミー・マクレーがポルシェ911で参戦したのがトピック。年齢を感じさせない走りで、ギャラリーにも大ウケでした。
晴れたら暑いし雨だと寒いしで、さながら修行のような撮影だった。だけど、終わってホッと一息ついてみれば、なぜか「来年も来たい」と思わせてくれる不思議なラリーでした。

国内戦に参戦していたこちらの車。バンザイが何を意味してるのか、気になってしょうがなかったけど、誰もいなくて聞けなかったです。

90TD5。ウルフと合わせて合計6台のランドローバーが参戦してました。インプレッサWRCからSUVまで走るなんて他ではあまり見られません。

パッと見は4灯になった306ぐらいにしか見えないけど、気づいたあなたはすごい! 実は後輪駆動に魔改造された306なんです。

折しも日本ではラグビーW杯の真っ最中。スーパーでこんなTシャツを発見。微妙に高いんで買いませんでした。

地元イギリスなのに唯一のMGがこちらのZR。街でも見なくなりました。ラリー車以外で見たことがないかも。

今回のレンタカーはボグゾールのモッカ。一度乗ってみたかったんだけど、乗ったら至って普通でした。塊感が好き。

WRC2プロクラスでチャンピオン獲得のカッレ・ロバンペラを祝福するペター。世代交代の瞬間ですね。これまたウルウルきた。

エキシージとエランでツーリング中のグループに遭遇。イギリスの人ってほんとにクルマが好きなんですねえ。かなり飛ばしておられました(笑)。
このコーナーの裏テーマ グルメコーナー
イギリスと言うとグルメ不毛の地と思われがちですが、実は中華がなかなか美味しいんです。意外でしょ?

マンチェスターの駅ナカレストランで頼んだフィッシュ&チップス。最初は美味いんだけど、だんだん油が辛くなってきます。そりゃみんな太るわ。

で、こちらは撮影の合間に田舎町で頼んだフィッシュ&チップス。「キミならSサイズでいいよ」と言われて頼んだのがこのサイズ。デカすぎだって!

ヒースロー空港の中にある回転寿司。怖いもの見たさでいざ入店。結果は惨敗。12時間後には日本なんだからわざわざ負け戦しなくていいのにねえ。

宿の近くのピザ屋さん。若者で賑わってたのできっと美味しいに違いない! と思ったら大正解。イタリア以外で初めて美味しいと感じたピザでした。

去年編集長と一緒に行った中華屋さんを再訪。奥さんが日本人でイギリス人の旦那さんがシェフ。で、なぜか中華。エビたっぷり炒飯、美味しかった!
旅をした人

ヤマモト・ケイゴ
深夜便でロンドンに着いてラッシュの地下鉄に乗ったらスリに遭遇。ヘタクソな奴だったので汚い英語で反撃したらしょんぼりしながら下車して行きました。皆さんもご注意を。