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エリーゼ・シリーズ生産は2021年末で終了へロータスが新世代となるモデルを発表

四半世紀以上に渡って愛され続けた、ロータス・エリーゼ・シリーズの生産が2021年末で終了されることが発表された。それと同時にニューモデルとなるタイプ131のティザーが公開され、ロータス新時代へ幕開けがカウントダウンされた。

TEXT / TMB

ロータスカーズはエリーゼ/エキシージ/エヴォーラに代わる、新世代となるタイプ131のプロトタイプの生産を2021年にスタートすることを発表した。これは2028年の創立80周年へ向け「毎年結果を出す」「商品レンジの革命」「ビジネス全体の変革」という3つの柱からなる “Vision80”とネーミングされたプランの一環となる。北米や中国といった成長に欠かせない市場への投入や、ロータスのブランドポジションの進化など、その計画はかなり野心的だ。

今回発表された内容は、ロータスのサブアッセンブリー施設を統合し、生産効率の向上が図られること。これはこれまで離れた場所にあった、シャシー工場が本社近くへ移転するものと思われる。また、へセルにある本社施設も1億ポンド(邦貨換算140億円以上)の投資が行われる。施設の充実化、さらにロータスエンジニアリング部門の体制強化も図られることで、新たな雇用も創出するという。

そして、1995年の発表以来ロータスを代表するモデルであるエリーゼ、そしてエキシージやエヴォーラといった現行ラインナップが2021年に終了することも併せてアナウンスされた。ちなみに最終モデル生産終了時には、全モデル合わせて55,000台になるという。

ティザーの画像を見る限り、現行と同じ3モデルのラインナップとなる事が予想出来る。ただ生産開始時期は未定であり、本社工場の設備強化などを考えると、現行モデルと入れ替わる形でリリースされるのは難しいと予想する。現行モデルと変わらないロータスらしさが残ることはファンにとっては朗報だろう。ただ現在の安全基準やトレンドなど、総合的に考えればエリーゼと同サイズとはならないだろうし、2ペダル化となることも考えられる。アルピーヌとの協業など、今年に入ってから活動が活発化されているロータス。今後の動向に注目だ。

タイプ131は現行のエリーゼ/エキシージ/エヴォーラと同じ3モデルで構成される模様。シルエットしか見えないものの、そのデザインはエヴァイヤがベースであることが窺える。

1995年の初代エリーゼから、3モデル合わせて累計55000台を生産。アルミ接着シャシーは、スポーツカーに大きな衝撃を与えた。

2019年にジーリー傘下となったロータスが初めて発表したブランニューモデル、タイプ130ことエヴァイヤ。2000馬力を超えるハイパーEVスポーツカーだ。2020年から生産がスタートする予定だったが、このコロナ禍で遅れている模様。

シャシー工場の移設や本社アッセンブリー工場の設備刷新など、140億円以上に及ぶ投資が行われる。アルピーヌとのEV協業なども発表され、今後のさらなる躍進が期待される。

ロータスのCEOであるフィル・ホップハムは「ロータスにとって今年はとても壮大な一年で、新しい車両は新しい施設よりデリバリーされ、よりレベルの高い品質と効率で車両の生産が行われます。世界は厳しい状況ではありますが、ロータスは、Vision80ビジネスプランの実現に向けて順調に進んでいます。そして、Vision80ビジネスプランが示すように、ロータスの未来は継続的な革新に満ちています。そして、2021 年は車のデザインとテクノロジーに大きなインパクトを残し、自動車業界に革命をもたらしたエリーゼをはじめとする現行モデルのレガシーも常に振り返ります」 と述べた。

ロータスカーズのエンジニアリング担当エグゼクティブ・ディレクターであるマット・ウィンドルは「新車に取り組んでいるエンジニア、デザイナー、技術者の有名なチームは、常にエリーゼ、エキシージ、エヴォーラの能力や特徴、技術の素晴らしさを考えています。私たちのチームのメンバーは、新旧を問わず、今まで培ったノウハウと今後の革新を融合することに全力を注いでいます。今後 生産される新たな車が将来をリードする存在となり、ロータスの価値観にしっかりと取り組んでいることを保証します」 とコメントした。

CEOのフィル・ホップハム氏。前職はジャガー・ランドローバーの経営陣の一員として活躍。初めての愛車は初代VWゴルフ。

エンジニアリング担当エグゼクティブ・ディレクターであるマット・ウィンドル氏。エンジニアとして30年に渡るキャリアキャリアを誇るという。