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新型ルノー・カングーの全貌が明らかに!ALL NEW RENAULT KANGOO!

フランスにて3代目となる新型カングーの具体的なスペックが発表された! 今年6月にヨーロッパを中心に販売開始とのことで、これまで「ルドスパス」(ルドス=遊び+スペース=空間の造語)として親しまれてきたロングセラーであるとともに、商用バージョンもLCV(ライト・コマーシャル・ビークル)として世界市場で戦う、ルノー渾身のフルモデルチェンジとなる。早速、その詳細を見ていこう。

TEXT / 竹内耕太 PHOTO / RENAULT

新型ルノー・カングーの全貌が明らかに!

EXTERIOR

ボディのカラーバリエーションは9色がラインナップ。発売時のイメージカラーは新色テラコッタブラウンで、メタリックカラーが続々と追加される。ソリッドカラーは、アーバングレーとミネラルホワイトの2色。
日本のユーザーが一番気になるであろうサイズは、全長4486mm×全幅1919mm×全高1893(ルーフバー込み。ルーフバー無しだと1838mm)。ホイールベースは2716mm、トレッドは前1584mm/後1596mm。現行型(2代目)が全長4200mm×全幅1830mm×全高1810mm、ホイールベース2700mmであるのに対して、ふた回りほど大きくなった。特に日本では全幅が1900mmオーバーのワイドボディとなるため乗り手を選ぶことになりそうだ。日本導入仕様でディメンションに多少の変更があることに期待したいところ。
こちらはリアのイメージと、各アングルからの見た目。フロントのドアは90度開くことができる。カングーは2代目まではリアの観音開きドアがトレードマークの一つだったが、新型カングーでは跳ね上げ式ゲートとなる。また、先行公開されていた商用バージョン「カングーバン」ではピラーレス構造の採用がトピックだったが、乗用バージョンのカングーではピラーがそのまま残るようだ。
観音開きドアが完全に無くなってしまうのか? といえば、そうでもない。これはフランス・モブージュ工場での製造工程の写真だが、商用バージョン「カングーバン」は観音開き仕様であることがわかる。いずれ乗用車の「カングー」でも選べるようになる可能性は残っているのだ!
新型カングーのトピックの一つが、このルーフバー。工具を使わず、ラッチを外すだけでバーを縦にも横にも切り替えることができるアイデア装備だ。80kgまで積載可能とのこと。
ヘッドライトとテールライトにはC字シェイプのLEDが奢られ、最新ルノーのデザイン言語をアピール。タイヤサイズは195/65R15、205/60R16、205/55R17の3種類が確認されている。

POWERTRAIN

用意されるエンジンはガソリンが2種類で、パワー/トルクで100ps/20.4kg-mを発揮する1.0リッター直列3気筒ターボと、130ps/24.5kg-mの1.3リッター直列4気筒ターボ。ディーゼルは1.5リッター直列4気筒ターボのパワー違い3種類で、75ps/23.5kg-m、95ps/26.5kg-m、115ps/27.5kg-mというラインナップだ。

組み合わされるトランスミッションは、ガソリン/ディーゼルとも低グレードは6速M/Tのみで、上位グレードは6速M/Tと7速EDCの両方から選べるようになっている。ダッシュボード上の「エコモード」スイッチを起動することで燃費を12%向上させる機能も備わる。

なおBEV(いわゆるフルEV)バージョンは2022年に発売予定。

INTERIOR

従来の黒一色でいかにも商用車っぽいインテリアから一転。木目調のダッシュボードを採用してクロームのアクセントを随所に盛りこみ、上質感を演出している。また、窓ガラスを従来比11%厚くしたり、ダッシュボードやドアの断熱材、エンジンハウジングなどを見直すことで、防音性能もアップしているとのことだ。
ストップ&ゴーに対応するアダプティブクルーズコントロールが採用され、レーンキープアシスト、パーキングアシスト、アクティブ・エマージェンシーブレーキといった先進のアシスト機能を備える。
メーターは左右にアナログの速度計と回転計を配置し、中央に液晶というレイアウト。
バックミラーの上には後席を見守るミラーが備わり、ファミリーでの移動も安心。
写真左にエンジンスタートスイッチ。空調ダイヤルにはクロームの加飾。
センターのデジタルスクリーンは4.2インチと7インチの2種類が用意される。
さらに運転席の脇にはスマホ用のクレイドルが備わっている。
ダッシュのセンターには滑り止め付きのトレー。
運転席の前にも収納スペースがあり、USB端子からスマホに電力供給が可能。
センターコンソールにはスマホ用の非接触充電も。
センターコンソールのドリンクホルダーは深みがあり、底には滑り止めも付いている親切仕様。
グローブボックスは「ルノー・イージーライフ・ドロワー」と名付けられた引き出しタイプに。
ドアパネルにはファブリックが用いられる。
今までどおり、頭上の収納スペースも。
運転席にはランバー調整機構が加わった。フロントシートはオプションでシートヒーターを付けることもできる。
後席はレッグルームが20cm確保され、大人3人でも快適そう。
今や当然のごとく、後席にもUSB端子。

UTILITY

至る所に収納スペースを備える新型カングー。特にフロントまわりだけで、合計49リッターの収納空間を確保しているのが売りの一つだ。
長尺物は、通常のラゲッジルームだけで1.03m、後席を畳んだ状態で1.88m、助手席まで畳めば2.70mまで積むことができる。
5人乗りカングーのラゲッジ容量は775リッター。後席を全て倒して助手席まで畳んだ状態では、最大3500リッターを誇る。
ネットでラゲッジルームを仕切って、後席へ荷物が転がりこんでこないようにすることも可能だ。
リアシートを倒すとフルフラットにすることができ、国産ミニバンに引けを取らないユーティリティと、ゆとりのスペースを獲得したことになる。

以上、現時点で分かっている限りの情報を可能な限りお伝えした次第。日本に導入されるのはいつになるのか? 日本仕様はどうなるのか? 続報をワクワクしながら待ちたい。