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古典と先進が同居するピニンファリーナ・デザインのスパイダーALFA ROMEO SPIDER Sr.3

ピニンファリーナ・デザインの流れるようなボディを纏い、1966年に誕生したアルファ・スパイダー。93年まで、30年近くにわたって生産されたロングライフモデルは、タマ数豊富でパーツ供給問題なしと良いことづくめのオープンなのだ。

TEXT / 中本健二 PHOTO / 山本佳吾
SPECIAL THANKS / デルオート(http://delauto.jp/index.php

古典と先進が同居するピニンファリーナ・デザインのスパイダー

Sr.2に引き続いて、直立したリアスタイルが特徴と言えるSr.3。ウレタン製のバンパーやスポイラーが時代を感じさせる。幌の状態は良好で、リアスクリーンに曇りはなし。ステンレスマフラーの他、ショックアブソーバーはコニ製に交換されている。

アルファロメオの市販モデルには、カロッツエリアがデザインを手掛けたモデルが多数存在する。その中で”最も長いモデルライフ”、かつ”最も流麗なオープン”となれば、ピニンファリーナが手掛けた初代アルファロメオ・スパイダーをおいて他にはない。66年から93年までのロングライフを誇ったことはご存知の通り。これだけ長期とあって、Sr.1はコーダトンダ、Sr.2からは一転して直線を基調としたコーダトロンカ・スタイルをとるなど、シリーズごとに時代のトレンドを感じさせてくれる。

ここで取り上げたのは、1986年式のSr.3世代のスパイダー。Sr.4ではインジェクションとなるため、最も熟成が進んだキャブ仕様のスパイダーだ。搭載されるエンジンはツインカムの2リッターで、低速からトルクがあるため非常に扱いやすいという特徴がある。キャブレターはソレックス2基の組み合わせだ。ちなみにトランスミッションは5速M/Tとなる。

気になる幌の状態は良好で、リアのスクリーンもクリア。ただし、気温の下がる冬季の開閉には気を付けたい。万が一”ヤッテしまっても”部品は入手可能で、張り替える際にはワンオフでの色の組み合わせも可能だ。 現代のクルマと比べれば、電気仕掛けは皆無と言っていいほどシンプルなため、長く付きあえること間違いなし。それに、定番のエンジンということで、車検時の点検や重整備もデルオートではお手の物だ。初のアルファ、初のオープンを探している人も気軽に飛び込める万能選手といえるのが、アルファロメオ・スパイダーだ。

アルファのヒストリックモデルではお馴染みのエンジンルーム。2リッターのツインカムでキャブレターはソレックス製が2基備わる。一度しっかり整備すれば、長い間楽しく乗ることが出来ることも魅力。
天地はあまりないが、リアのオーバーハングが長いためラゲッジスペースは意外なほど広い。フロア下にはフルサイズのスペアタイヤが備わる。ちなみにオープン時でもラゲッジスペースに影響はない。
星形のSPSホイールや三角窓、メッキされたドアハンドルなどクラシカルな佇まいもSr.3の魅力だ。ステアリングはナルディのウッドが装着されていた。写真ではわかりづらいが、シートは張り替え済みのため状態は良い。