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日常使いできるマルニはいかが?BMW 2002

生産から年を経る毎に、現存数は確実に減っているはずなのだが、大阪でヒストリックBMWを中心に取り扱うシンプルオートを訪ねると「増えているのでは?」と勘違いしてしまう程、良好なBMW 2002を見ることが出来る。前後期で外観上の大きな差異となる角テールと丸テール、お好みはどちら?

TEXT / カー・マガジン編集部 PHOTO / カー・マガジン編集部

「オススメのマルニありますか?」と尋ねると「ありますよ!」と間髪入れずに毎回即答いただけるシンプルオート代表の吉田さん。ヒストリックBMWを専門とするスペシャルショップだ。特にマルニの愛称で親しまれる2002は、仕上がった個体と作業待ちの個体。さらには車検やメンテナンスを受けている個体たちで、ストックヤードからリフトまでが埋め尽くされるほど。最終モデルが1975年製だから、生産終了から40年以上が経過しているとは思えない光景が広がる。

ボディカラーや装備。その他にもオートマかマニュアル。はたまた丸テールや角テールまでチョイスできるのはシンプルオートならでは。減ることはあっても、増えることはないはずなのだが、同店を訪れるとむしろ増えているのでは? と勘違いしてしまうほどだ。

これは、全国各地を飛び回り、”眠っていた”個体を見つける情報力、そして再び路上復帰させることのできる技術と豊富にストックされたパーツがあればこそ。以前、良好なマルニが入ってくる秘訣を吉田さんに伺ったことがあるが、オーナーと数十年に及ぶ信頼関係が大切で、丁寧に乗られた個体は、高く売ることよりも次のオーナーにも大事に乗ってもらいたいという思いで手放されるケースが多いためとのことだった。

そんな吉田さんに今回紹介していただいたのが”角テール”と”丸テール”だ。まず紹介するのは、サハラベージュの落ち着いたボディカラーで後期モデルの特長的な角テールを持つ1975年式のtii。以前にも同店で仕上げた個体だそうで、乗ると必ず目につくシートや内張は張り替え済み。さらに吊り下げ式のクーラーが装着されているため毎日でも我慢せずに乗ることが出来ることもポイント。ちなみに冷媒はR134aのため、ガスの補充も心配なし。

もう一方の鮮やかなコロラドオレンジのマルニは70年式でこちらは前期型の丸テールだ。4速M/Tで、こちらもR134aクーラー付き。こちらは過去にアメリカ西海岸から直接仕入れた個体とのことで、国内で全塗装を行ったりフロントの足まわりを車高調に交換したりと、何度かオーナーが替わる度に少しずつ手を入れられている。

ヒストリックカーラリーや展示イベント。もちろん週末のドライブや日常使いなど、シーンを選ばず活躍するマルニは、ベテランはもちろん、初めての旧車という方にもオススメだ。これに、いざという時頼りになる専門店のサポートもあるとなれば、踏み出す一歩を阻むものは何もない。角テールか丸テール、そんな嬉しい悩みを体験しつつ、快調なマルニで、快適な旧車生活をスタートさせよう!

日常使いでも楽しめる旧車の代表格と言えるのがBMW 2002、通称マルニだ。1600-2の排気量アップ版として1968年に登場し、73年には内外装の意匠変更を受けて後期型へ発展。75年まで生産されている。
キャブエンジンもあるが、こちらは73年に内外装のデザイン変更を受け後期型となった際に追加されたインジェクションエンジンを積む。トランスミッションは4速M/Tだ。
シート、内貼りは張り替え済みとあって当然ながらコンディションは抜群だ。吊り下げ式のクーラー付きで冷媒はR134aというのもポイント高し。夏でも我慢せずに楽しめそうだ。
2002シリーズの最終年に近い74年の生産モデルで、”角テール”と呼ばれるテールランプが特徴のひとつ。
コロラドオレンジを纏った丸テールのこちらは、70年式の4速M/TでR134aクーラー付き。過去にシンプルオートがアメリカから直接仕入れた個体で、数人のオーナーを経てここ数年は同店にて車検&整備をしているとのことだった。