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ロータス・セブンのDNAを継ぐ者たちCATERHAM SEVEN 160 & LOTUS ELISE

一度は豪華で立派なGTを作る会社を目指したロータス。しかし、自分たちの原点を思い起こしたとき、正しく目指すべき方向は決まったようだ。そんなロータスならではの心意気が、現在でも味わえる幸せ。

TEXT / 長尾 循

前時代的なスポーツカーを作り続けるよりも、もっと豪華で立派なGTを作る会社を目指したかったコーリン・チャップマン。しかし若き日の彼自身が、中古のオースチン・セブンを裏庭で切った張ったで仕上げた”スペシャル”にロータスと命名して以来、ロータスの変わることのない個性は、宿命づけられていたのだと思う。

今時、豪華で立派なスーパースポーツカーや超弩級GTは、実は掃いて捨てるほど存在する。しかしその反面、我々に身近で、しかも自動車史の中の”輝かしい青春時代”を直接的に感じさせてくれる気の利いたスポーツカーというものは、意外と少ないものだ。

ケータハムがセブンの生産を引き継ぎ、そして本家のロータスが軽量シンプル極まりないエリーゼを生み出したことは、我々にとって奇跡的な幸運だったと言えよう。いま、我々が本当に欲しいと思えるのは、一生かかっても使い切ることのできない過剰なパワーや電気じかけで作られた演出過多なオモテナシよりも、ちょっと不便でとっつきにくいけれど、バックヤード・スペシャルのDNAを今に伝えてくれる”生涯の伴侶”となるべき1台。もちろん歴代ロータス・セブンはその筆頭だが、ここでご紹介する2台のモデルも、そんな素晴らしき奴らである。もしチャップマンが生きていたら、この2台の人気ぶりを見てこう言うかもしれない。

「結局みんな、若い頃の俺と、まったく同じじゃあないか!!」

SPECIFICATION
2018 CATERHAM SEVEN 160
全長×全幅×全高:3100×1470×1090mm
ホイールベース:2225mm
車両重量:490kg
エンジン形式:直列3気筒ターボ
総排気量:658cc
最高出力/最大トルク:80ps/10.9kg-m
変速機:5速M/T
価格:399万6000円(発売時)
問い合わせ:ケータハムカーズ・ジャパン(http://www.caterham-cars.jp

SPECIFICATION
2018 LOTUS ELISE
全長×全幅×全高:3800×1720×1130mm
ホイールベース:2300mm
車両重量:841kg
エンジン形式:直列4気筒
総排気量:1598cc
最高出力/最大トルク:136ps/16.3kg-m
変速機:6速M/T
価格:496万8000円(発売時)
問い合わせ:エルシーアイ(http://www.lotus-cars.jp