あちこちが競技専用にできている

小さいながら、スパルタンで迫力が感じられるボディデザイン。レーシングスクリーンとフェアリングを装着し、トレッドも大幅に拡大されているようだ。

パイプフレームにミニのパワートレインを横置きのまま搭載している。ただしロードカーと異なりサブフレームがないのがわかる。

メーターはスミスの回転計と、油圧、水温のみ。ステアリングはmomoのジャッキー・スチュワートが付いていた。

リンケージの取り回しの関係で、シフトパターンはご覧のように、走行中に絶対悩みそうな複雑さだ。

右前輪のサスペンションを前から見る。ロワアームがキャンバー調整式となっている。

真横から見ると、その特異なディメンションが理解できる。

ミニのエンジンを搭載。ボンネットが低いため、オイルフィラーが手前に移動されている。

搭載されているエンジンのスペックは不明だが、キャブはウェーバー45φだった。

最初からあったかは疑わしいが、ドライバーを守るバーが左右に備わる。シートとベルトは日本で装着されたようだ。

ロードカーのフレーム(トピックスの写真参考)と比べると、サブフレームがない分、パイプフレームの前部にパイプがかなり増やされている。

レボリューションホイールに165/70R10サイズのダンロップ・ルマンJ-CINQを履いていた。

ロードカーでは後方出しのエキゾーストはフロント右サイドに。

ラバーコーンは剥き出しで置かれ、上部に支えがない。

上尾市にあるミニー・ブリティッシュカーズは、関 一美さんと彰太さん親子が営むスペシャルショップ。一美さんは22歳で脱サラしミニマルヤマで修業した後、25年前に開業。豊富な経験と実績があり、安心してメンテを任せられる。
TOPICS #2
ロードカーはこれが基本

ロードカー(Mk.I)のフレーム(写真 Biota sportscar website)を見ると、ミニのフロントサブフレームが一体化されている。

ここにミニのエンジン&ミッション&足まわりが搭載される。
TOPICS #3
元ワークスマシンかも?

本文中にもあるように、BIOTAはヒルクライムにワークス参戦をしていたのだが、Biota sportscar websiteによると、下の写真のクルマも含め3~4台は使用されていたようだ。現車はおそらくその1台と思われるが、フレームナンバーがなく特定できていない。