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100万円でドロ沼に陥る!?

元年式サルーンの到達点&
ハイドラガスにうっとり
MERCEDES-BENZ 560SEL&
ROVER 114GSi

編集部員がこれは! と思った趣味グルマを紹介する『100万円でドロ沼に陥る!? 』。今回は、5mオーバーの巨体に5.6リッターV8を積む西ドイツ製サルーンと、アンダー4mの英国製コンパクトという大小2台の"高級サルーン"を取り上げる。

TEXT / 中本健二 PHOTO / 山本佳吾
SPECIAL THANKS / ナカオワークス

元年式サルーンの到達点&
ハイドラガスにうっとり

かつて5ドアのローバー114GSiを所有していたカー・マガジンのナガオ編集長が予想通り食いついた物件ながら、5速M/TじゃなくCVTと分かったとたん興味を失ったローバー100シリーズの114GSi。新車当時の試乗した記憶を振り返るとCVTのクセにクラクラしたそうだが、現車ではCVTの出来よりも乗り心地が気になった。

液体とガスを組み合わせたハイドラガスは、平坦な路面でこそ極上の乗り味を約束するが、荒れ出すとそのまんまドライバーのお尻から脳天まで上下動を伝える。ハッキリ言って現状のままでは、食後に乗ると具合が悪くなるのではと思えるほど。

年式を車両価格にした”シャレ”を受け入れ、約1年残る車検の間にしっかり整備して、適正な乗り心地を目指す方にこそお勧めしたい。ちなみにウッドが 貼られたインテリアやレザーシートは経年変化を感じさせない程で極上と言えるほど。

このまま廃車になってしまうのはもったいないレア物件に誰か救いの手を!

極上と言いたいコンディション

ドアを開けた瞬間にテンションが上がってしまうほど、車内のコンディションは良好だ。グレーのレザーシートもやれておらず、座り心地も良よかった。パワーアシスト付きながらステアリングは重い。

英国流小さな高級車

3.5mほどのコンパクトなボディを持つ5ドア・ハッチバック。シックスライトで車内は明るく開放的。

フロントに搭載された1.4リッター直列4気筒のSOHCユニットは75psを発揮し、トランスミッションはCVT。

ウッドパネルが貼られたインストルメントパネルにヒビなどは見られず、美しい状態が保たれている。

リアシートもフロント同様豪華な造りではあるが、レッグスペースは必要最低限といったところ。大人で長時間はツライ。

ハイドラガスのユニットがコチラ。このクルマが復活するかはここに掛かっている!

ミニの後継を担ったモデルだけあって、コンパクトなボディに走るために必要な装備を全て持ちつつ、レザー内装などで豪華さがプラスされている。エンジンは意外に活発で75psとは思えないほど小気味よく街中を駆け抜けることが出来た。ただしこの個体の場合、ハイドラガスのユニットは要調整。車両価格が抑えられている分を、理想の乗り心地を見つけるための整備費用に充てたい。

1994年式ローバー114GSi
車両本体価格:19万9300円(取材当時)
浮遊度:★☆☆☆☆
ミニマム度:★★★★☆
ドロ沼度:★★★★☆

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