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新社会人に今オススメなチューコ車はコレ!FIAT PANDA &
PEUGEOT 208

二十歳前後の新社会人がクルマを買うなら、何がいいだろう? 予算100万円前後、せいぜい120万円までで、新生活を楽しめて、長いカーライフのスタートに相応しい、そんなチューコ車を、渡辺敏史さんに聞いてみた。

TEXT / 渡辺敏史 PHOTO / 佐藤亮太
SPECIAL THANKS / コレツィオーネ(パンダ/http://www.collezione.co.jp/), SANC.東京(208/http://www.sanc-auto.com/

新社会人に今オススメな
チューコ車はコレ!

いろいろと大変な時期ではありますが、無事に仕事に就いたという皆さん、就職おめでとうございます。皆さんにおかれましては、社会人としての面倒臭さとか働くことのしんどさとか、そういうものをひしひしと感じられている頃合いかもしれません。会社行くの鬱陶しくなったり。

でもそれは誰もが思い悩んできた道。今は目先のタスクをこなすのが大変、あるいは寝坊しないのが精一杯という感じでも、そのうちうまく折り合いがつけられる道を見つけられるものです。直行直帰とかクオカード付宿泊プランとか、大人の緩みどころもそのうち見つけられることでしょう。

そして休日はもちろん、通勤でも存分にクルマを楽しんでいただきたいということで、今回は僭越ながら拙方が予算100万円前後で手に入るおすすめ中古車をセレクトしてみました。

まぁその顔ぶれをみて、ちょっと地味じゃね? とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。もちろん映えのいいスポーツカーを予算オールぶっ込みで買うというのも正しき漢の道のような気もします。

が、そんな窮屈で独善的なクルマはオッさんになれば幾らでも乗れるのも確かです。実際、僕の周りで狭っ苦しいクルマに乗ってる同年代は家族もドライブに付き合ってくれず、週末にピンで走りに行く連中ばかり。嫌が応にもそういう時は誰にでもやってきます。

社会人になって初めてのクルマとあらば、友達や彼女と過ごす時間も大事です。であれば、そのお供となるクルマは積載力や居住性、経済性も重要でしょう。その上で持って嬉しい走って楽しい、そんなタマを探してみました。

FIAT PANDA

予算とライフスタイルに合わせ
初代から現行型まで選び放題!

まずはなんといっても小型車の鑑、フィアット・パンダです。ミニマリズムの極致と評しても大袈裟ではないだろう内外装の清冽な設え、何の変哲もないのに乗ってみればやけに回りたがるエンジン、飄々と曲がる軽やかさを持っていながら、まろやかな接地感に支えられた安心度の高いドライブフィールと、メカニズム的には何の変哲もないのにいつまでも運転していたくなる魅力をいくつも備えています。

取材に供したのは初代パンダのセレクタ、つまりCVTです。もちろんパンダは基本M/Tで乗ってもらいたい。でも、せっかくこの姿形が気に入ったのなら、A/T免許だから諦めるというのは勿体無いと思います。こんなクルマ、代わりはありませんから。

セレクタは今回超久し振りに乗って、意外なほどダイレクトなCVTのリンケージ感にちょっと驚かされました。そのぶん現在のCVTほどシームレスなトルクの増減感はありませんが、その癖もまた楽しい。程度の割には価格もこなれてるという点でも、セレクタを選ぶ意味はあるかもしれません。

ちなみにパンダは初代でなければ意味がないかといえば全然そんなことはありません。2代目そして現行と代を追うごとに実用性や快適性も向上してますが、一方でエンジンをぶん回してひっちゃきに走るのも楽しい。形は違えどパンダの、そしてイタリア車の美点は十分堪能できます。

M/Tでオンロードドライブを楽しむなら2代目の100HP、ドライブの最中にアウトドアも走りたいなら現行の4×4を狙うのもあり。予算に応じて様々なチョイスがハズレなしで楽しめます。

初代パンダは1980年から2003年まで20年以上も製造されたご長寿モデル。
クルマに求められる最小限のパーツしか持たないのに、安っぽくなく愛嬌のあるキャラクターは、ジウジアーロのデザインの功績が大。
取材車は1108ccの水冷直4 SOHC “FIRE”エンジンにスバル製ECVTを組み合わせた「セレクタ」。わずか50psだが元気よく回ってくれる。
ホイールキャップは洒落たデザイン。小回りも利くし燃費にも優れるパンダは、ベーシックカーの帝王と言える。
ダッシュボードというか、そのボードを敢えて排することで、なんでも放りこめる便利な棚を実現。シンプルでいながらエアコン装着車が多いのも、デイリーユースに嬉しいところ。
シンプルイズベストなシートは意外と良好な座り心地。シートの模様がお洒落なのも好感度高し。
必要な時は後席に大人2人を乗せても、短時間なら耐えられる。後席1人であれば1日ドライブしても楽しいハズ。
キャンバストップがガバっと開くのでほとんどオープンカーな開放感を楽しめるのも魅力。
ラゲッジルームの使い勝手も良好。後席を倒せば広大な荷室が登場する。

SPECIFICATION
1995 FIAT PANDA SELECTA
全長×全幅×全高:3405×1510×1485mm
ホイールベース:2165mm
トレッド(F&R):1260mm
車両重量:740kg
エンジン型式:直列4気筒SOHC

総排気量:1108cc
最高出力:50ps/5250r.p.m.
最大トルク:8.6kg-m/3000r.p.m.
サスペンション(F/R):ストラット/リジット
ブレーキ(F/R):ディスク/ドラム
タイヤ(F&R):155/65R13

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