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3代目カングーが正式発表!
本国では来春発売!
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11月12日、ルノーが新型カングーを正式に発表した。ライバルたちの新型が続々とデビューした後、満を持してのフルモデルチェンジだけに、ルノーとしても乗用/商用の両面で気合十分。現時点で判明している情報を解説しよう。

TEXT / Tipo編集部

3代目カングーが正式発表!
本国では来春発売!

新型カングー/エクスプレスのファミリー。左から順に、カングーバンのEV版、カングー、カングーバン、エクスプレスバン、エクスプレス。

ルノーは11月12日に新型カングーを発表した。現行型の2代目は2007年5月本国デビュー、日本では2009年9月に発売され、途中2013年にヴァン・デン・アッカーのデザインによるフェイスリフトを経ながらも、かれこれ13年にわたるロングセラーとなっている。

その一方、同様に商用車をベースとした乗用車、通称「ルドスパス(LUDOSPACE=”遊び”+”空間”)」の名で親しまれるこのカテゴリーでは、ライバルであるPSAのシトロエン・ベルランゴとプジョー・リフターの兄弟が一足先にフルモデルチェンジして日本市場にもすでに上陸している。さらに日本市場では来年にオペル・ブランドが再上陸し、やはりPSAの兄弟であるオペル・コンボライフも日本で発売予定。加えてPSAとFCAが合併して「ステランティス」という巨大グループが近々誕生するという、ルノー・日産・三菱アライアンスとしては四面楚歌ともいえる状況にある。

EUのみならずグローバル市場で商用車/乗用車ともに次世代の競争を勝ち抜くべく、今回ルノーが発表したのは、乗用車の「カングー」と商用車の「カングーバン」、それにEU以外の地域で販売されるサイズ違いの兄弟、「エクスプレス(乗用車)」と「エクスプレスバン(商用車)」の4モデルだ。

カングー/カングーバンには標準仕様のほかに全長の長いロングバージョンも用意され、トランスミッションはA/TとM/T。パワートレインはガソリンとディーゼル、それに電気自動車バージョンもラインナップされるという。従来通りフランスのモブージュ工場で製造され、2021年春から市場に投入される予定。詳細な仕様はその際に発表される見通しだ。

歴代カングーのフロントフェイスの変遷。左から順に、カングーI前期、I後期、カングーII前期、II後期、そしてカングーIII。

フロントフェイスは現行型メガーヌや、先日日本発売されたばかりの新型ルーテシアと同様の、最新ルノーのデザイン言語を適用しており、ロサンジュを中心に台形のグリルが大きく配され、C字シェイプのLEDデイタイムライトも共通する要素。全体としてマッスルで彫りの深い造形とし、とりわけボンネットの厚みと存在感を強調している点は、新型ルーテシアと近いデザイン処理といえるだろう。

コクピットはかなりモダナイズされ、木目調ダッシュボードなど高級感のある仕様も用意されるようだ。これまでカングーの特徴だったパーキングブレーキのレバーは、シンプルなスティックタイプに変更される。

インテリアに関しては、ダッシュボード周りに収納スペースを増強し、シートも一新、最新のマルチメディアやドライバーアシスト機能が用意されるという。

商用仕様の「カングーバン」については、以下のような新機能がアナウンスされている。

カングーバンには、サイドからの積み降ろしを簡単にするBピラーレス構造、「イージーサイドアクセス」が採用される。

1:サイドからの積み降ろしを簡単にする「イージーサイドアクセス」。Bピラーを取り払うことで、従来モデルの2倍、同クラス最大級となる1416㎜のサイドアクセスを実現。

2:格納式のインテリア収納「イージーインサイドラック」を採用し、長くてボリュームのある荷物を高い位置に置くことができるのでフロアをより広く使える。

3:荷物を満載していてもクルマの後ろを確認できるよう、デジタル室内ミラー「パーマネント・リアビュー」を用意。

これらの機能が乗用車の「カングー」でも選べるようになるのか、そして日本で発売される仕様がどうなるのかは、まだまだ不明ではあるが、ライバルたちに対抗するためにもユーティリティを強化して発売されることは間違いなさそうだ。