ベーシック・ハッチバックから始めよう!

<スモールカー特集>

最新技術をいち早く採用、
落ち着いた走りが楽しめる
RENAULT LUTECIA(IV)

ルノー・ルーテシア・ゼン(5M/T)

2013年~販売中
中古車相場:50~220万円(R.S.系を除く)
オススメグレード:ゼン、インテンス

全長×全幅×全高:4095×1750×1445mm
ホイールベース:2600mm
車両重量:1130kg
エンジン形式:水冷直列3気筒ターボ
総排気量:897cc
最高出力:90ps/5250r.p.m.
最大トルク:13.8kg-m/2500r.p.m.
サスペンション(F/R):ストラット/トレーリングアーム
ブレーキ(F/R):ベンチレーテッドディスク/ドラム
タイヤ(F&R):195/55R16

ルーテシアも208と同じように、すでに新型が登場しており、日本でも2019年の東京モーターショーで披露している。ただデザインについては、通算4代目となる現行型の延長線上にあると思った人も多いだろう。

それもそのはず、現行ルーテシアは、現在ルノーのデザインを率いるローレンス・ヴァン・デン・アッカーが就任直後、初めて送り出した量産車でもある。その後登場したキャプチャーやメガーヌを見ても分かるように、今のルノー・デザインのベンチマーク的存在なのである。

しかもそのフォルムは、張り出した前後のフェンダーと絞り込まれたキャビンなど、実用車とは思えないほどエモーショナルでありながら子どもっぽさはなく、落ち着きすら感じる。完成度が高いからこそ、新型も同じ路線を継承したのだろう。

しかも現行ルーテシアは、1.2リッター4気筒のダウンサイジングターボエンジンに6速のデュアルクラッチ・トランスミッションを組み合わせた。当時の欧州車のトレンドをいち早く取り入れたルノーでもあった。

乗ってみると、初モノにありがちな粗っぽさはなく、先行するライバルよりもむしろ落ち着きはらった走りっぷり。そしてシャシーはいつ乗っても驚かされる。とにかく揺れない。フラットライドのお手本だ。ハンドリングも鋭さの演出などはなく、乗り手の意志にリニアに曲がっていく。どこまでも走っていこうという気にさせてくれる1台でもあるのだ。

3ドアが廃止され5ドアだけとなったボディは、有機的な曲線とノーズの大きなロザンジュが特徴。写真はベーシックなゼンだが、スポーティな印象だ。
大きなセンターコンソールを持つインパネ。中央にデジタル速度計があるメーターもユニーク。
ベーシックグレードでも十分快適なフロントシートを備える。
写真は前期型では限定発売だった、90psの0.9リッターターボ・エンジン&5M/T搭載のゼン。

現在の中古車相場

4代目ルーテシアは2013年に発売。スポーツ走行専用というべきグレードのR.S.系を除くと、前期型は1.2リッター直4ターボ+6EDC(DAT)のアクティフ、ゼン、インテンス、GTに加え、0.9リッター直3ターボ+5M/Tのゼン(限定)があった。現在これらは50~130万円ほどだが、高年式で160~190万円の個体もある。2017年登場の後期型は、1.2リッター直4ターボ+6EDCのアクティフ、ゼン、インテンスに0.9リッター直3ターボ+5M/Tのゼンで、100~220万円ほどの価格だ。

コレも狙える!

200psの1.6リッター直4ターボ・エンジンと6速EDC(DAT)を搭載するハイパフォーマンスなR.S.も、2013年~15年式で走行距離が少し伸びた個体なら、100万円前後の売り物がある。

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