ベーシック・ハッチバックから始めよう!

<スモールカー特集>

デザインと走りの良さに
アルファらしさが溢れる
ALFA ROMEO MITO

アルファロメオ・ミト・コンペティツィオーネ

2009~2018年
中古車相場:50~240万円
オススメグレード:コンペティツィオーネ

全長×全幅×全高:4070×1720×1465mm
ホイールベース:2510mm
車両重量:1260kg
エンジン形式:水冷直列4気筒DOHC16バルブICターボ
総排気量:1368cc
最高出力:135ps/5000r.p.m.
最大トルク:19.4kg-m/4500r.p.m.
サスペンション(F/R):ストラット/トーションビーム
ブレーキ(F/R):ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤ(F&R):215/45R17

久々に実車に接して、あらためてすごいデザインだと思った。8Cコンペティツィオーネを凝縮したようなフォルム。フロントマスクはキュートな雰囲気も受けるけれど、丸いランプを据えた後ろ姿はスポーツカーそのもの。どのハッチバックにも似ていない孤高のたたずまいだ。

インテリアも4人が不満なく乗れるスペースを持ちながら、丸型4連のアナログメーター、レッドやタンなど華やかな色調が選べるレザーシートのおかげで、イタリアンプレミアムならではの色気が感じられる。

エンジンは1.4リッター4気筒ターボで、主力はマルチエアエンジンに6速デュアルクラッチ・トランスミッションを組み合わせたモデル。このエンジンはアバルトに積まれているものと基本的に同じだが、ミトのそれはスムーズな吹け上がりと自然吸気に近い力の盛り上がりが特徴で、ちゃんとアルファらしいチューニングになっている。

しかもアルファDNAと呼ばれるドライブモードをノーマルからダイナミックに切り替えると、スロットルはレスポンシブに、変速はダイレクトになって、パドルを弾いて高回転キープというドライビングスタイルになってしまう。ドライバーの気持ちを昂ぶらせる術を知り尽くしているのだ。

乗り心地はデザインやサイズから予想するよりしっとり。コーナーでは軽快なターンインと自然なロール、安定したグリップが両立している。見た目だけでなく、走りも正真正銘のアルファだと実感できるはずだ。

3ドア専用ボディは、一見丸っこく可愛らしい印象があるが、よく見ると筋肉質で逞しく、いかにもアルファ風。写真は初期型のコンペティツィオーネ。
円のモチーフが繰り返されるデザインのインパネ。フェイシアはカーボン調パネルでスポーティに演出されている。
フロントシートは大きめで座り心地も快適。
135psの1.4リッター直4ターボ・エンジンと6速DAT(アルファTCT)を搭載する。

現在の中古車相場

2009年に発売されたアルファロメオ・ミトの日本仕様は全て1.4リッターターボ・エンジンを搭載。当初155ps+6M/Tのターボ・スポーツが登場、2010年135ps+6DATのスプリントとコンペティツィオーネ、170ps+6M/Tのクアドリフォリオ・ヴェルデ(QV)を追加した。2013年でQVを廃止。その後も車種を整理し、最後はスーパー(135ps+6A/T)に集約された。価格は2013年までが50~150万円ほど、それ以降の年式が110~240万円ほどだ。

コレも狙える!

高性能仕様のクアドリフォリオ・ヴェルデは他グレードより若干高いが、差は意外に小さい。2010年~2013年式のみで90~160万円ほどなので、掘り出し物が見つかるかもしれない。

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