
いつでもロータスセブン
LOTUS SEVEN Sr.4 1970〜ロータス・セブン界のケンメリ
時代を超越したクルマと、時代性を色濃く身に纏ったクルマ。セブンは本来前者の代表選手のはずだが、シリーズ4だけは違う。むしろ1970年代の空気そのものを体現したかの様な、独特の存在感。セブンのシリーズ4とは、クルマだけを感じるのではなく、あの時代のけだるい雰囲気も込みで味わうという、ちょっと高度なアソビゴコロも併せて暮らしてみたい。
時代を超越したクルマと、時代性を色濃く身に纏ったクルマ。セブンは本来前者の代表選手のはずだが、シリーズ4だけは違う。むしろ1970年代の空気そのものを体現したかの様な、独特の存在感。セブンのシリーズ4とは、クルマだけを感じるのではなく、あの時代のけだるい雰囲気も込みで味わうという、ちょっと高度なアソビゴコロも併せて暮らしてみたい。
"ロータス・セブン"と聞いて、多くの人が思い浮かべるのがこのシリーズ2ではなかろうか。50年代クラブマンレース・シーンの香りを十分に残しつつ、ロードカーとしての資質にも磨きをかけ、海外への輸出も積極的に行ったのが、このシリーズ2の時代。ヒストリックカーの達人・薄葉さんとカー・マガジン誌編集長、セブンに魅せられたふたりのクルマ好きが語る、シリーズ2。
全身アルミニウムの甲冑のようなカウルを纏ったセブン・シリーズ1。車重400kgを切る個体もある、この究極のライトウェイトスポーツカーはロータスの歴史の源流域を感じさせる構造と、50年代のクラブマンレースシーンを震撼させたロータス・ブランドのポテンシャルを現代に伝える語り部といえる。存在としても身近で、いつの時代も安定した現実的な価格帯にあるセブン・シリーズ1の魅力を検証してみたい。