オーセンティックカーズ

スペシャルショップ紹介

最新とヤングタイマーロータスが集う場所

オーセンティックカーズの成り立ち

自分のクルマを維持するためにスタートした

東京世田谷にあるオーセンティックカーズは、この地で18年に渡ってロータスの正規ディーラーとして営業を続けている、ちょっと変わったクルマ屋さんだ。何が変わっているのかといえば、それはこの場所でイギリスのスポーツカーのみを販売、そしてメンテナンスをしているということだ。世田谷にあるドイツ・プレミアムブランドのディーラーは、日本で一番の販売台数を誇るとも聞く。そうした場所でコアなスポーツカーブランドであるロータス一筋で営業を続けるのは、よほどの思い入れと情熱が無い限り出来ないことだと思う。

代表の小松さんは、いわゆる“スーパーカー世代”といわれす時代を過ごしてきた一人。少年時代は自転車に乗ってクルマ屋さんを巡り、自動車雑誌を読み漁っては知識を学んでいったという。クルマ好きが高じて学生時代は中古車販売店でアルバイトに勤しみ、クルマの売買についても学んだというほどだ。

そんな小松さんがイギリス車と出会ったのは23歳のとき。ケータハム・スーパーセブンを見て、すぐに購入を決意したという。当時は同世代でケータハムに乗っている人はほぼおらず、諸先輩方にいろいろ教わりながらクルマの輪は広がっていった。

「でもそのケータハムを譲って欲しいという方がいて、私も開業するための資金が必要だったのでお譲りしました」

1991年にオーセンティックカーズは東久留米市にオープンした。小松さんがこの仕事を始めたきっかけは「自分のクルマを維持するため」という単純なものだったそう。

「オープン当時はいろいろな車種を扱っていました。その後再びケータハムが欲しくなり、今度は渡英して現地から輸入しました。今度はロータス・エスプリを輸入して欲しいと依頼されたんです。ちょうどロータスのディストリビューターが不在の時期でした。他にもメンテナンスのためにイギリスから直接パーツを仕入れていましたので、現地のディーラーと繋がっていたんです。当時のイギリス車は輸入車の中でも面倒な存在で、車種は沢山あるのに正規ディーラーのようなものがなく、パーツひとつ買うのもいろいろ調べないといけなくて……。だからそれらを調べて独自に輸入していたら、口コミで広がって徐々にイギリス車の割合が増えていったんです。そういう調べ物とかが好きな性分なのが合っていましたね。その後ロータスからはエリーゼが誕生し、それが追い風になりましたね」

2002年にロータスのインポーターが現在のLCIになると、これまでの実績が認められ正規ディーラーとなった。2003年に現在の世田谷へ移転しショールームもオープン。最新モデルの販売と共に、これまで通りエスプリなどのヤングタイマー世代のロータスも変わらず扱っている。自身が販売したクルマは、その後もしっかりと対応する。そうしたこともあって、長年に渡ってお付き合いのあるオーナーがとても多い。オーセンティックカーズは、ニューモデルとヤングタイマーが同居する、他とはちょっと雰囲気の違うディーラーなのである。

代表の小松伸彦さん。休日は自動車関連の参考文献を読み込んでいるという研究熱心な一面がある。ロータスのヒストリーなど見識が広い。
ロータス正規ディーラーであるオーセンティックカーズのショールームには、常に最新モデルが展示されている。

オーセンティックカーズの強み

エスプリに乗った時の衝撃は今でも忘れられません

オーセンティックカーズはロータス・エスプリのスペシャリストとして、その名が広く知れ渡っている。先にも述べた通り、エスプリとの出会いはとある方からの依頼で輸入したことがきっかだが、小松さんがこのクルマの走りの良さに魅せられたことが今のスタイルを築き上げた。

「初めてエスプリに乗った時の衝撃は今も忘れられません。ドライブするというより操縦している感覚で、クルマはシャシーとエンジンのバランスが重要ということを知りました。さらに作り手の思いが込められていて、それを理解するとより一層愛着が湧くんです。それからすっかりこのクルマが好きになって、今も愛車として乗っています。エスプリはシリーズを通して長い期間販売されてたクルマなのですが、弊社ではどのシリーズもしっかり対応できるノウハウがあります。今では日本全国からメンテナンスに来ていただいています」

ロータスの正規ディーラーとして、新車と中古車の販売、そしてメンテナンスも行う。ショールームには、ロータス史上最速のロードカーといわれる3イレブンやエリーゼといった最新モデルを展示。試乗車も用意されている。

「車両を販売するだけではなく、お客さまの声をお聞きして、いろいろ提案させていただいています。ライフスタイルは変化していくもですので、そうした変化に合わせた最適な車両やメンテナンスが出来るよう心がけています」

エスプリが現役だった頃から扱い、これまで数多くの車両の販売やメンテナンスを手掛けてきた。長年に渡って培った膨大なノウハウを頼りに、日本全国から多くの方々が購入やメンテナンスに訪れる。
ショールームに展示されるエスプリのターボエンジン。ヘッドカバーにはLOTUSのロゴが刻まれていて、最近のエンジンとは違って手が込んでいる印象があって見栄えも良い。
ユーザーのライフスタイルに合わせて最適なクルマやメンテナンスを提案。エリーゼからエキシージに乗り換えたり、逆にエスプリに興味を持つ方もいたりするそう。
新車のみならず正規ディーラーの厳密な基準をクリアした良質な中古車の販売も行う。S1エキシージといった貴重なモデルは、なるべく当時のままの状態を保つような活動も行う。

オーセンティックカーズの人々

長く気持ち良く乗るための提案

「ロータスの楽しさをより多くの方々に知ってもらうべく、車両の販売からメンテナンスまで、ユーザーに寄り添ったサポートを心がけています。エスプリや初代エリーゼは、今後さらに希少モデルとなるので、改造されたものはなるべくオリジナルへと戻し、しっかり維持出来る体制を整えいます。同時に絶版モデルのパーツの再販など、メーカーのバックアップを引き出せるような活動も今後は行っていきたいと思っています。若い世代には走りの楽しさだけでなく、ロータスのヒストリーなども含めてブランドの魅力も伝えていきたいですね。そして、イベントなどを通じてロータスのある楽しいライフスタイルも継続して提案していきます」(小松さん)

メンテナンス担当の片岡孝行さん。ロータス好きが高じてオーセンティックカーズへ入社したという。スポーツカーそしてモータースポーツ好きでもあるそうだ趣味はバイクとサーフィン。
綿密な打ち合わせをした後に、最適なメンテナンスを提案。その後に作業がスタートする。10年以上乗り続けているオーナーが多いのも、こうした体制が整えられているからこそ。
ショールーム裏手にあるメンテナンスガレージには、エリーゼやエスプリなど新旧ロータスが並んでいる。FFエランのメンテナンスを手掛けることも多くあるそう。
オーセンティックカーズ(ロータス世田谷)は、環状八号線と世田谷通りが交わる三本杉陸橋近く。ガラス張りのショールームには、最新モデルと共にエスプリといったヤングタイマー世代のロータスも並ぶ。

PHOTO/高柳 健

Shop Information

オーセンティックカーズ

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FAX:03-3417-7270
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