エフエルシー

スペシャルショップ紹介

今も”ブルーオーバル”を掲げるフォード愛に溢れた場所

エフエルシーの成り立ち

正規ディーラーの矜恃を受け継ぐ想い

古くは大正時代から日本の道を走り続けてきたフォード。そして現代のフォード各モデルも滋味深い乗り味、心地よいハンドリングなどで根強いファンに支えられてきた。しかし、本国の世界戦略の見直しによりフォード・ジャパン・リミテッドが撤退したのが2016年のこと。多くの正規ディーラーが、他のメイクスのディーラーに鞍替えし、その看板を付け替えた中、”ブルーオーバル”のエンブレムを掲げ続けた人々がいた。

それがエフエルシーである。同社はかつて『フォード中部』として正規のフォード・ディーラー網を展開し、フォード・ジャパンの撤退後はフォード四日市、フォード岐阜、そしてフォード松阪という3店舗で、今なおフォード車の輸入販売・整備業務を継続している。現在、輸入の形態としては並行輸入というかたちになるのだが、フィエスタ、フォーカス、モンデオといった欧州フォードの基幹車種、マスタングやエクスプローラーといった米国産モデル、さらに2021年からは話題のコンパクトSUV、新型プーマの取り扱いも始めるという。

そのラインナップも通好みで、フィエスタやフォーカスは、フォード・ジャパン時代には入れられてこなかった”RS”や”ST”といったマニュアルシフトのマニア物件を積極的に取り扱っているのも大きな特徴だ。 エフエルシーの河村元雄社長によれば、新車保証は1年間で走行距離は無制限、365日、24時間の緊急ロードサービスもセットするなど、アフターサービスも正規時代と変わらない体制を整えているという。

フォード岐阜、フォード四日市、そしてフォード松阪という3店舗を展開するエフエルシーのショールームには、最新のフォード車が展示されている。
新車販売はもちろん、スポーティなフォーカスRSから実用性に優れたモンデオ・エステートまで、ユーズドカーも豊富に取り扱われる。

エフエルシーの強み

いまだに世界統一クォリティでフォードの整備を続ける

どんなに基本設計が優れたクルマであっても、確かな技術を持ったメカニックが手掛けなければ十分な実力は発揮できない。フォード・ジャパン撤退後の現在でも、エフエルシーの各店舗では元・正規ディーラーの矜持を持って歴代フォード車の新車販売から車検・修理まで幅広く手掛けている。そのショールームのひとつ、フォード四日市を訪ね、メカニックの方に現場スタッフ目線でフォードの魅力について語っていただいた。

「例えばレーシングマシンなら、その性能を100%発揮するようにセッティングし、逆に一般的な量産車だとマージンをとって50%程度の実力で使われる印象ですが、フォードは7〜8割程度のポテンシャルを発揮するような姿勢で作られており、それが運転する時の心地よさにつながっているように感じます」と語るのはフォードテクニカルリーダー・エンジニアの肩書を持つ曽我茂登志さん。

「本国サイドも”FORD”のエンブレムを掲げているクルマなら、責任を持って面倒を見るべき”という基本スタンスなので、弊社も正規輸入車であってもなくても、あらゆる相談や修理に応じています」と、心強いお言葉。ご存知のように昨今はクルマの診断にもオンラインで診断用電子機器を使い、その診断コードによってクルマの状態や故障箇所を把握するのだが、やはりそこもメカニックの最初の診立てがよろしくないと、トラブルの原因に辿り着けないそう。ちなみにフォードの診断システムは全世界共通で、フォードが認めた技術を持ったメカニックとそれぞれ共有しているとのこと。もちろん同社の曽我さんも、本国のデータシステムを使える資格を持った、腕利きの”フォード・スペシャリスト”のひとりなのだ。

エフエルシーの人々

営業担当からメカニックまで、フォードに入れ込んだ人々

自動車ディーラーにとっては、クルマはあくまでも商材であって趣味嗜好とは別の存在、という考え方もあるが、エフエルシーの人々はどうやらそうではないらしい。誰に言われるまでもなく、営業担当からメカニックまで、皆がプロダクトとしてのフォード車が大好きで仕方ないといった雰囲気なのだ。

実際、各店舗のスタッフ用駐車場は、歴代フォードがほとんど。さらに「店長がプラモデル好きで、フォーカスのラリーカーをたくさん作っているので、私もつられてプラモ作りの趣味が再燃しました」と語るのは前出のメカニック、曽我茂登志さん。フォード松阪の店長を務める敷田千恵美さんも「乗っていただければ、どなたにもその良さがわかると思います。個人的にもずっと歴代フォーカスを乗り継いできました」という。

フォードは趣味と実益を兼ねている? ともあれ、売り手が自社の製品に惚れ込んで、自信を持ってお客さんに勧められるということは、とても幸せなことだ。河村社長率いるエフエルシーは、フォード好きのスタッフにも支えられ、これからも日本に於けるフォード・ファンの梁山泊であり続ける事だろう。

エフエルシーの河村元雄社長。フォード・ジャパン時代はフォード中部の正規ディーラーとして多くのフォード車と付き合ってきた。

フォード四日市のスタッフの皆さん。社員用の駐車場には歴代の欧州フォードしか止まっていない(!!)という偏愛ぶりが素晴らしい。

フォード四日市でメカニックとして活躍する曽我茂登志(そが もとし)さん。フォードジャパン時代から、長年フォード車の整備を手掛けるベテランで、模型工作が趣味とのこと。

PHOTO/近藤浩之

SHOP INFO.

フォード・ジャパン撤退後も、もと正規ディーラーとしてのこだわりから、独自に良質なフォード車の提供を継続しているエフエルシー。フォード・ファンには頼もしい存在だ。

エフエルシー フォード四日市

三重県四日市市日永4-2-7
営業時間:10:00 ~ 19:00
定休日:毎週水曜日
TEL:059-346-5322
https://www.fordchubu.jp/shop/yokkaichi.html

エフエルシー フォード松阪

三重県松阪市市場庄町1148-1
営業時間:10:00 ~ 19:00
定休日:毎週水曜日
TEL:0598-56-5220
https://www.fordchubu.jp/shop/matsusaka.html

エフエルシー フォード岐阜

岐阜県岐阜市西河渡2-5
営業時間:10:00~19:00
定休日:水曜日(祝日を除く)
TEL:0066-9708-4659
https://www.fordchubu.jp/shop/gifu.html

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